理学療法士のリアルな生活

理学療法士についての説明やリアルな生活を紹介していきます

理学療法士になるためには?その1

 どうも理学療法士のGT-Doragonです。今日は理学療法士になるためにどういった方法があるのかを説明していきます。まず、第一弾として

「養成校を受験し合格」をお送りします。主に高校生・社会人の方が対象になると思います。

まず、理学療法士の学校は4年制大学、短期大学、4年制専門学校、3年生専門学校があります。総数は263校があるようです。

www.japanpt.or.jp

 さて、まずは学校選びをするのですが、筆者が高校時代の自分に伝えるのであればとにかく”4年制大学”を目指せということです。具体的に何が違うのか?大きく私が気になる点は以下の2つになります。

・卒業後に得られる称号と学

・卒後の給与

 

■まずは”卒後に得られる称号と学位”

 まず、専門学校を卒業すると3年制であれば専門士、4年制であれば高度専門士の称号が得られます。次に、4年制大学を卒業すると学士の学位が与えられます。これらは、免許を取得する際にはなにも差がありません。じゃあ何が違うのか?そこには、学士を与えられる何にも代えがたいメリットがあります。それは、大学院への進学です。大学院への進学の目的は人それぞれだと思いますが、とても魅力的な道です。自身が理学療法士として、こういう治療をすべきだ!とか、こういう研究を進めていくべき!やこんな発見をしました!というものを形として残すときに、大学院で得られる修士や博士の学位は説得力が違います。もちろん、臨床現場でバリバリ働いて、リアルな世界を伝えるかっこいい先生方もたくさんいますが、それはそれぞれの道です。つまり、4年制大学だと選択肢が広がるのです。 私自身専門学校を卒業した立場なのですが、学士を取得するため大学への進学を考えています。

 ■卒後の給与

 ここでも差が分かれます。病院によっては月々1万円近く違いが出ます。つまり、年間12か月と賞与が4ヶ月与えられるとしたら、年間16万円の収入の差が生じるわけです。また、これは病院ごとにも違うと思うのですが、専門学校の卒業生が就職後、働きながら4年制大学を卒業しても、給与には反映されない企業がほとんどのようです。つまり、就職前の最終学歴が適応される病院や企業が多いため、最初から年制大学を目指すメリットの方が多いです。

 

以上の理由で私は昔の自分にアドバイスするなら4年制大学を推します。どうぞみなさん参考にしてください。